「特定保健指導」の対象者となったら、

ぜひご参加ください。

特定健康診査(以下、特定健診)を受けたあと、生活習慣の改善の必要があると判定された方は、特定保健指導の対象者となります。保健師や管理栄養士など専門家からアドバイスや支援を受けながらメタボリックシンドロームを改善させるチャンスです。対象者となったら、特定保健指導を受け、生活習慣病の改善に取り組みましょう。
特定保健指導、上記の通り、まず特定健診を受けることが必要です。
特定健診とは、国が定めている健康診断で、日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防のために、40歳から74歳までの方を対象にメタボリックシンドロームに着目した内容になっています。そのため『メタボ健診』と呼ばれることも。
この特定健診の結果のうち、『腹囲』『BMI』『血圧』『血糖(空腹時・HbA1c』『脂質(中性脂肪・HDLコレステロール』『喫煙習慣』で基準を超えているものがいくつあるかによって、特定保健指導の対象になるかどうかが決まるのです。
特定保健指導には『動機付け支援』『積極的支援』の2つがあり、基準を超えたものの多さや年齢などによりどちらになるかも決まります。
次の図を見てください。

【参考】当クリニックでの特定保健指導内容の流れ

積極的支援スケジュール 2019

初回面接
 30分程度で生活習慣改善に向けた、
 日常取り組めそうな目標を
 保健師・管理栄養士が一緒に考えます。
 <行動目標シート><月間チェックリスト>
 ↓
自身で行動目標に沿って生活改善を実践
 電話・お手紙・メールを用いて
 積極的な支援を実施します。
 ↓
2か月後 中間面接
 2カ月間の取組みを振り返り、
 目標の見直しと修正を行います。
 ↓
経過確認
 お手紙を送ります。お返事下さい。
 ↓
6か月後 最終評価
 健康目標に対する自己評価、
 体重・腹囲・健康への意識変化などを
 伺うお手紙を送付します。

動機付け支援スケジュール 2019

初回面接
 30分程度で生活習慣改善に向けた、
 日常取り組めそうな目標を
 保健師・管理栄養士が一緒に考えます。
 <行動目標シート><月間チェックリスト>作成
 ↓
 自身で行動目標に沿って生活習慣改善を実践
 ↓
1か月後
 経過確認のお手紙を送ります。お返事下さい。
 ↓
3か月後 最終評価
 健康目標に対する自己評価、
 体重・腹囲・健康意識の変化などを伺うお手紙を
 送付します。
 お返事下さい。
<行動目標シート>
<月間チェックリスト>

脳卒中や心筋梗塞を防ぐためにも

生活習慣を改善しましょう

初回面接では、こんな目標・計画を立てます。
・1日10分歩く時間を増やす
・ジョギングを週に3日、1日10分
・ご飯を2~3口残す
・夕食後のおやつをやめる
・ドレッシングはノンオイルを選ぶ
・食事は肉から魚・野菜中心にする
・揚げ物は週3回まで
・晩酌はビール2缶を1缶にする
・通勤を自転車から徒歩にする
・いつもより遠くに駐車する
・なるべく階段を使う
・・・etc
所要時間は、おおよそ30分です。無料でサポートいたします。