検査結果に異常があったとき
健診は今現在の体の状態を調べて悪いところがないかを発見する以外にも、悪くなる前に改善するという『予防』も目的としております。「自覚症状がないから大丈夫」とお考えになる方も多いのですが、がんや生活習慣病のように初期は自覚症状がない病気も多く、症状が現れたときには進行していたということもあります。
『放置はしないでください』
いつまでも健やかに過ごしていただくためにも、どうかよろしくお願い申し上げます。
①『経過観察(1年後)』の場合
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1年後を目途に健診や検査をお受けください。
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かかりつけ医がおられる方は、今後の治療方針や検査を決めるにあたって参考にすることができますので、今回の結果をかかりつけ医にお伝えいただくといいでしょう。
②『経過観察(3ヶ月後)』の場合
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比較的短期間のうちに再度の検査が必要です。3ヶ月以内を目安としてください。
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かかりつけ医がおられる方は、今後の治療方針や検査を決めるにあたって参考にすることができますので、今回の結果をかかりつけ医にお伝えいただき判断を仰いでください。
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かかりつけ医がおられない方は、これを機会にかかりつけ医を持っておかれることをおすすめいたします。 府中クリニックで健診を受けられた方を対象に、府中クリニックでも外来診療を行っており、診察や検査を受けていただくことができます。必要に応じて専門の医療機関へご紹介もしておりますので、『どこに行けばいいかわからない』『かかりつけ医がいない』など疑問や相談がございましたら、是非一度ご連絡ください。(府中クリニック診療所概要)
③『要医療』の場合
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治療や精密検査が必要です。
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成績表の総合判定の下部にあるコメントのうち、『★』印のついた文章が該当の『要医療』のコメントになります。
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『要医療』に該当した場合は診療情報提供書(紹介状)を同封しております。これを持参して医療機関やかかりつけ医を受診してください。 受診される際は成績表も一緒にお持ちいただくと、今後の治療方針や検査を決めるにあたって参考にすることができますので、是非とも持参されることをおすすめいたします。
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診療情報提供書(紹介状)について
開封されますと使用できなくなります。開封せずに持参ください。もし開封してしまった場合は府中クリニックにご相談ください。 一度使用した診療情報提供書(紹介状)は使用できません。また、一度使用して受診した後に別の医療機関にかかるために再発行を希望された場合も再発行することはできかねます。
④『治療中』の場合
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そのまま受診中の医療機関やかかりつけ医での治療を継続してください。
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今回の結果を受診先に提示いただくと、今後の治療方針や検査を決めるにあたって参考にすることができますので、是非とも持参されることをおすすめいたします。